小樽水族館のすぐそばに、古い番屋が幾つか建っている。その中で最も古く小樽市指定歴史的建造物「白鳥番屋」へ行ってきた。関西や東京方面から訪れた詩人たちの朗読や、木版画家の大島龍展が行われていた。古い重厚な建物にふさわしく大島龍の作品は、畳2畳以上もある巨大なオオカミの版画など圧倒されるものばかりであった。オーナーの友人だった方が2年前に亡くなられその方が、朗読やシャンソンを歌っていらしたらしく当時を偲んでシャンソンを歌って欲しいと頼まれた。詩人の一夜の恋を歌った「モンマルトルの丘」チャーリーチャップリンの映画「ライムライト」のテーマソング「エターナリー」など4曲ほど下手なりに歌わせて頂いた。とても良い経験になった。食事の後真っ暗な海をみんなで散歩したり、写真を撮ったり実に楽しかった。翌朝は大学生のヨット部らしき人たちが大勢ヨットを出していた。すぐそばの青山別邸庭のシャクヤクやボタンが見頃で素晴らしかったが、急に大粒の雨に見舞われ急いで車に戻った。ゆっくり海産物を買ってこられなかった事だけ心残り~。