坂川栄治 追悼の会


 若かりし頃、勤務した広告代理店で同僚だった坂川栄治君が心筋梗塞で68歳の若さで他界した。今回札幌ホテルロイトンで追悼の会を開催したのは遠別出身の彼が札幌での親戚や交友関係が多かったためと思われる。アートディレクター、装丁家、写真家と彼の偉業は多岐にわたる。自伝小説「遠別少年」を再度読み返してみたいと思う。広く世間では本の顔ともいえる表紙を作り続けた装丁家で有名だが、私にとってはイラストレーターで、弟みたいな存在。長女の朱音ちゃんも装丁家として独自のスタートを切ったと聞いている。奥さんである悦ちゃんを中心に益々頑張ってほしい。